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第1-3章|準備・反応・一発目
準備
準備とは、これから動くための土台を整えることです。
ただ形を作ることだけが、準備ではありません。
何を意識して入るのか、次に何が起きそうか、すぐ動ける気持ちになっているか。
こうした頭の準備が、行動の質を決めます。
また、行動するためには環境の準備も欠かせません。
道具がそろっているか、荷物が整理されているか、必要なものがすぐ使える状態か。
整理・整頓も、立派な準備の一つです。
準備ができていると、迷いが減り、次の行動に入りやすくなります。

反応
反応とは、相手や状況に対して、すぐに返す行動のことです。
返事をする、動き出す、声を出すなど、相手に伝わる形で返すことが反応です。
反応があるとチームは動きやすくなり、反応がないとチームは止まります。
声をかけられたときの返事、次の練習に移るときの動き、指示に対する反応。こうした一つひとつが、チーム全体の流れをつくります。
野球は、基本的に受け身のスポーツです。
相手の打球、ランナーの動き、状況の変化に合わせて判断し、反応して動く場面が多くあります。
だからこそ、日頃の練習や行動の中で、反応を返すことを大切にします。
ブエナビスタでは、反応を返すことを行動の基準として考えています。
みんなで声をくりかえそう
練習や試合でみんなに出す声や合図は、全員でくりかえして伝え合いましょう。
たとえば
だれか:「集合!」
みんな:「集合!」(全員があつまる)
だれか:「残り5分!」
みんな:「残り5分!」(全員に伝わる)
こうして声で反応すると、全員に合図が伝わり、チームの動きもよくなります。
一発目
一発目とは、その時間や練習に向き合う姿勢が、最もはっきり出る瞬間です。
練習の一発目、ノックの最初の一球、バッティングの最初のワンスイング、キャッチボールの最初の一投。その一回に、どれだけ集中して入れているかが表れます。
準備ができていて、反応が返せていると、一発目の質は自然と高くなります。
一発目を大事にできる選手は、その後の動きも整いやすくなります。
ブエナビスタでは、最初の一回に最大限の集中力を持って入ることを大切にします。
一発目を雑にしないことが、その後のすべてのプレーや行動につながっていきます。
ブエナビスタが大切にしている行動の流れは、
準備 → 反応 → 一発目
この順番です。