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第2-1章|基本姿勢

日常の「姿勢」から見直そう

大切にしたい姿勢は、野球をしているときだけの話ではありません。

座っているとき、話を聞いているとき、待っているとき。
そのときの姿勢も、体の使い方に大きく関わってきます。

  • 背中が丸くなっていないか(猫背)
  • あごが前に出すぎていないか(ストレートネック)
  • 頭が体の上にちゃんと乗っているか
  • 座っているときも、体がくずれていないか

お家の人とも一緒に、普段の姿勢をチェックしてみましょう。

姿勢の種類:良い姿勢、猫背、反り腰、ストレートネック

パワーポジション

いろいろなプレーに共通する姿勢

野球やスポーツのプレーを見てみると、
力を出す瞬間の姿勢には、いくつかの共通点があります。

まずは、いくつかのプレーの例を見てみましょう。

守備の構え捕球の姿勢ピッチャーの構えバッティングの構え

これらの姿勢をよく見てみると、共通しているポイントがあります。

  • 背中がまっすぐ:丸まりすぎず、反りすぎない
  • おしりを上げて頭が前:前傾姿勢
  • スネが立つ:ひざがつま先より前に出ない
  • ひざとつま先が同じ方向:内またにならない

このように、野球やスポーツのプレーの瞬間に共通して見られる姿勢を、
**パワーポジション(Power Position)**と呼びます。

パワーポジションの基本姿勢パワーポジションの基本姿勢

骨盤(こつばん)の前傾(ぜんけい)・後傾(こうけい)

姿勢を考えるときに、「骨盤(こつばん)の向き」という考え方があります。
骨盤は体のまん中にあり、前にかたむく(前傾)、後ろにかたむく(後傾)という動きをします。

骨盤が後ろに傾きすぎると、背中が丸くなりやすくなります。
逆に、前に傾きすぎると、腰が反りやすくなります。

日常生活では、座る時間が長くなりやすく、骨盤は後傾しがちです。
一方で、野球のプレーでは、前傾した姿勢が多く使われます。

ふだんの生活の中でも、自分の骨盤がどうなっているかを意識してみてください。

骨盤の後傾と前傾の例(座位)